- 47都道府県、海外25カ国巡った旅行好きが執筆 (2025.05現在)
- プライオリティパス・マリオットボンヴォイアメックス「プラチナエリート」保持
- 2025年は海外を旅しながら過ごしています

ジョージアってどこにある国?
あんまり馴染みのない国だけど、
どんな国なんだろう・・・
治安や物価についても詳しく知りたい
ジョージアは現在、世界の安全な国ランキングで第20位となっており、北欧諸国と同等の治安として評価されています。今話題のロシアと隣接している国で、政治の影響も多少受けつつあるが、治安は保たれている国です。
出典:NUMBEO
この記事では、ジョージアに1ヶ月滞在したリアルな治安・物価情報とジョージアの魅力について紹介します。
ジョージアのってどんな国?


ジョージアは、東ヨーロッパと西アジアの境界に位置する、コーカサス地方の小さな国です。黒海と山岳地帯に囲まれた自然豊かな国で、ヨーロッパとアジアの文化が交差する独自の魅力を持っています。
ジョージアってどこにある?
ロシア、アゼルバイジャン、アルメニアとトルコと隣接しているジョージアは、首都はトビリシです。トビリシ国際空港が主要空港となっており、日本からいく場合は、トルコ経由(イスタンブール)かUAE経由(アブダビ)で行くことができます。
ジョージアの物価とキャッシュレス事情


ジョージアに1ヶ月滞在して感じたことは、日本に比べて物価が安いことと基本的にどこに行ってもキャッシュレス決済ができることです。通貨はラリ(GEL)で、1ラリは約53円となっています。(2025年05月現在)
ビール・ワインが1ℓ3ラリ〜、ローカル飲食店で食事をしたときは、ワインボトル2本注文し、メイン料理2品で60ラリ程度でした。2~3人で楽しめるボリュームでした。
また、スーパー・メトロ、バスの支払いは電子決済が可能だったので現金がなくても問題なく生活ができます。ただし、トビリシ市街やバトゥミ市街に限るので、観光地へ行く際は現金を用意しましょう。
ジョージア滞在は、Unlimited SIMがおすすめ!
SIMは1ヶ月間使い放題を購入し、60ラリでした。「MAGTI」というSIMで、通信速度も速くストレスがなかったので、おすすめです。
トビリシ国際空港から市街地への行き方


空港からは市街地で向かうバスで移動しました。移動にかかった費用は1.5ラリでした。約30分程度で市街地に行くことができました。バスは、キャッシュレス対応でした。
ジョージアの魅力について


ジョージアは、美しい自然、独自の文化が魅力な国です。詳しくは以下で紹介します。
世界遺産に登録されるワインの発祥の地:ジョージア


ジョージアは、ワインの発祥の地として世界的に知られており、8000年以上の歴史を持つ伝統的なワイン製法「クヴェヴリ」がユネスコ無形文化遺産に登録されています。
カヘティ地方を中心にワイナリーが点在していて、ワイナリー巡りができます。オーガニックワインとしてワイン愛好家からも高い評価を受けているようです。
温泉の地:トビリシ


首都トビリシには、硫黄温泉があり「温泉の町」としても知られています。アバノトゥバニ地区には、ドーム型のレンガ造りの浴場が点在しています。
大衆浴場から個室が選べ、ローカルの人たちが利用する公共の大衆浴場は、6ラリでした。個室(は50ラリ程度で、3人で入浴しました。また、アカスリがオプションで選べて10ラリでつけることができます。
サウナも付いているので、サウナ好きにもおすすめの温泉です。
カズベキやスヴァネティ地方の高山地帯


ジョージア北部に位置するカズベキは、トビリシ市街地からマルシュルートカで2時間くらいでした。片道15ラリで行くことができます。標高5000m級の山々に囲まれた絶景スポットがあります。
人気スポットとして、「ゲルゲティ三位一体教会」があり、そこからの眺めは絶景でした。
黒海沿岸のリゾート地:バトゥミ


バトゥミは、ジョージア西部の黒海沿いに位置するリゾート都市です。近年リゾート開発が進んでいるようで、ビーチ・カジノ・高層ホテルが立ち並ぶ様子でした。
夕日の景色が絶景で、トビリシと全く違う雰囲気なのでリゾート気分を味わいたい方はおすすめです。
1ヶ月滞在してみたリアルな感想


ジョージアに1ヶ月滞在してみて感じたことを正直に紹介していきます。ジョージアはビザなしで365日滞在ができる国で、日本人としては1番長く滞在できる国として知られています。
では、詳しく紹介していきます。
とにかく物価が安いため、
生活コストがかからない


滞在中、Airbnbでキッチン付き部屋を選び住んでいました。ジョージアでは、輸入品が高く国産が安い印象でした。野菜や果物、鶏肉など食料品は国産を選ぶと費用を抑えられます。
お酒も安価で手に入りやすく、ビールやワインを1ℓのボトルで購入できるので酒好きには最高でした。
タクシー、路線バスやメトロも安いので、移動もしやすいです。
月にかかった費用は、家賃込で約10万ほどでしたので、費用面で考えると住みやすい国と感じました。
カフェやコワーキング施設が豊富


ジョージアはカフェやコワーキングスペースが多く、PC作業をしている人を多く見かけました。おしゃれな雰囲気なカフェが多かったです。Wi-Fi環境は基本的にどこに行っても良かったです。
フリーランスの日本人が多くいる印象
ノマドな働き方をする人を多く見かけました。ビザなしで365日過ごせることと法人税1%の国としてビジネスをするには良い環境が揃っている理由が大きいと考えられます。
日本人コミュニティがあるので、滞在期間に困ったときなどは長く住まれている方に相談ができたので安心して過ごすことができました。
トビリシ市街にあるNozomi Barは、日本人が経営しているお店で、日本食やカラオケなど日本を感じられる憩いの場になっています。日本食が恋しくなった時や日本人い会いたい時に最高の場所です。
断水が多く、停電も多々ある
滞在して悪い部分いついて触れていきたいと思います。まず、インフラは整っていないと言っても良いと思います。1ヶ月滞在して、トビリシで断水と停電が一度ずつ経験し、バトゥミで断水を一度経験しました。
短期滞在の際は、ホテルに滞在すると思うので影響を受けるのかわからないですが、もし長期滞在を考えている場合は、断水や停電があるリスクを考慮しておきましょう。備蓄として水は置いておくとおすすめです。
首都トビリシは車の排気ガスで空気が悪い
トビリシは交通量が非常に多く、帰宅ラッシュで渋滞していることも多かったです。交通量が多い上に、車体が古く排気ガスを多く排出しているため、空気が悪いです。気管支あたりに違和感や咳が出てくるため、注意が必要です。
筆者は、乾燥する時期に滞在していたので、それも重なり気管支や喉に違和感が出てしまったと考えます。保湿にも気にかけ滞在することをお勧めします。
まとめ | ジョージアは治安が良く、魅力がたくさんある!


ジョージアに付いて、治安や物価についてやジョージアの魅力を紹介しました。実際に、1ヶ月滞在して感じたことが伝わるよう正直に紹介しました。
まだまだ知られていないジョージアという国ですが、温かい人が多く、魅力的な国ですので、多くの人に知ってもらいジョージアを訪れてほしいなと思います。
隣接しているアルメニアには、ジョージアから陸路で行き観光をしたので、ぜひこちらも検討してみてください。


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