- 47都道府県、海外50か国巡った旅行好きが執筆 (2025.10現在)
- 2025年は海外を旅しながら過ごしています
モフつじジョージアってどこにある国?
あんまり馴染みのない国だけど、
どんな国なんだろう・・・興味がある!
治安や物価についても詳しく知りたい!
ジョージアは現在、世界の安全な国ランキングで第20位となっており、北欧諸国と同等の治安として評価されています。今話題のロシアと隣接している国で、政治の影響も多少受けつつあるが、治安は保たれている国です。
出典:NUMBEO
本記事では、ジョージアに1か月以上(トータル4か月程度?冬も夏も体験した!)滞在したリアルな治安・物価情報とジョージアの魅力について紹介します。
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ジョージアってどんな国?


ジョージアは、東ヨーロッパと西アジアの境界に位置する、コーカサス地方の小さな国です。黒海と山岳地帯に囲まれた自然豊かな国で、ヨーロッパとアジアの文化が交差する独自の魅力を持っています。
ジョージアってどこにある?
ロシア、アゼルバイジャン、アルメニア、トルコと隣接しているジョージア。首都はトビリシです。トビリシ国際空港が主要空港となっており、日本から行く場合は、直行便がないため、トルコ(イスタンブール)やUAE(アブダビ)などを経由して行くことができます。
ジョージアの物価とキャッシュレス事情


ジョージアに1か月滞在して感じたことは、日本に比べて物価が安いこと、基本的にどこに行ってもキャッシュレス決済ができることです。通貨はラリ(GEL)で、1ラリは約53円となっています。(2025年05月現在)
ビール・ワインが1ℓ3ラリ程度。ローカル飲食店で食事をしたときは、ワインボトル2本注文し、メイン料理2品で60ラリ程度で、2~3人で楽しめるボリュームでした。(1人1000円程度?!)
また、スーパー・メトロ、バスの支払いは電子決済が可能なところが多く、現金がなくても問題なく生活ができます。ただし、トビリシ市街やバトゥミ市街に限るので、観光地やローカルのおばちゃんが営んでいるようなお店へ行く際は、現金を用意しましょう。
ジョージア滞在は、Unlimited SIMがおすすめ!
SIMは1ヶ月間使い放題を購入し、30ラリでした。「MAGTI」というSIMで、通信速度も速くストレスがなかったので、おすすめです。
トビリシ国際空港から市街地への行き方


空港からは市街地で向かうバスで移動しました。約30分程度で市街地に行くことができました。バスは、キャッシュレス対応でした。(運賃1ラリ。今は1.5ラリに値上がりしたとか…?)
ジョージアの魅力について


ジョージアは、美しい自然、独自の文化(、なんと言ってもワイン…!)が魅力な国です。詳しくは以下で紹介します。
世界遺産に登録されるワインの発祥の地:ジョージア


ジョージアは、ワインの発祥の地として世界的に知られており、8000年以上の歴史を持つ伝統的なワイン製法「クヴェヴリ」がユネスコ無形文化遺産に登録されています。
カヘティ地方を中心にワイナリーが点在していて、ワイナリー巡りができます。オーガニックワインとしてワイン愛好家からも高い評価を受けているようです。
参加したツアーがこちら。
ワインを飲める・チャチャも試飲・チュルチヘラ作り体験(試食できる)など…さまざまツアーに盛り込まれていて満足度も高かったので、おすすめです!
「時間があまりないので…」という方は、首都トビリシから車で30分程度のムツヘタでも十分に楽しめました。
温泉の地:トビリシ


首都トビリシには、硫黄温泉があり「温泉の街」としても知られています。アバノトゥバニ地区には、ドーム型のレンガ造りの浴場が点在しています。
大衆浴場から個室が選べ、ローカルの人たちが利用する公共の大衆浴場は6ラリでした。個室は50ラリ程度で、3人以上で入浴すると、まあ妥当な料金かも。(最近は150ラリ以上の個室も増えてきているようです…涙)また、アカスリがオプションで選べました。10ラリ程度で付けることができました。
サウナも付いているところがあり、サウナ好きにもおすすめの温泉です。(サウナありは「男性のみ」のところが多い…涙)
カズベキやスヴァネティ地方の高山地帯


ジョージア北部に位置するカズベキは、トビリシ市街地からマルシュルートカで2時間くらいでした。片道15ラリで行くことができます。標高5000m級の山々に囲まれた絶景。まるでスイスと言っても過言ではないでしょう。
人気スポットとして、天国に一番近い教会と呼ばれる「ゲルゲティ三位一体教会」があります。そこからの眺めは絶景でした。
黒海沿岸のリゾート地:バトゥミ


バトゥミは、ジョージア西部の黒海沿いに位置するリゾート都市です。近年リゾート開発が進んでいるようで、ビーチ・カジノ・高層ホテルが立ち並ぶ様子でした。まるでドバ
トビリシと全く違う雰囲気なのでリゾート気分を味わいたい方はおすすめです。ちなみに、夏は観光客でごった返している印象ですが、冬は本当に人が少ないです。わかりやすく夏のハイシーズンの家賃(宿泊費)は、冬の3~5倍とかでした。
1か月滞在してみたリアルな感想


ジョージアに1か月滞在してみて感じたことを正直に紹介していきます。ジョージアはビザなしで365日滞在ができる国で、日本人としては、ビザなしで1番長く滞在できる国として知られています。
とにかく物価が安い!
生活コストが抑えられる!


滞在中は基本、Airbnb!キッチン付きの部屋を選び住んでいました。
ジョージアでは、輸入品は少し高く、国産が安い印象でした。国産の食料品や日用品を選ぶとだいぶ費用を抑えられます。野菜や果物は、農薬を使用していないため、腐りやすいです。(とてもいいこと!)オーガニックなのにこの価格?!と驚かされます。
お酒も安価で手に入りやすく、ビールやワインをペッドボトルで大量に購入できるため、酒好きには最高な国です!(ワイン1ℓ400円とか…?)そして移動もしやすい!タクシー、路線バスやメトロもとても安いです。
月にかかった費用は、家賃込で約10万円ほどでしたので、費用面で考えても住みやすい国と感じました。
カフェやコワーキング施設が豊富


ジョージアはカフェやコワーキングスペースが多く、PC作業をしている人を多く見かけました。おしゃれな雰囲気なカフェが多かったです。Wi-Fi環境は基本的にどこに行っても良かったです。
フリーランスの日本人が多くいる印象
ノマドな働き方をする人を多く見かけました。ビザなしで365日過ごせることと法人税1%の国としてビジネスをするには良い環境が揃っている理由が大きいと考えられます。
日本人コミュニティがあるので、滞在期間に困ったときなどは長く住まれている方に相談できたので、安心して過ごすことができました。
トビリシ市街にあるNozomi Barは、日本人が経営しているお店で、日本食やカラオケなど日本を感じられる憩いの場になっています。日本食が恋しくなった時や日本人に会いたいときには最高の場所です。
断水が多く、停電も多々ある
滞在して不便だと感じた点も紹介します。まず、インフラは整っていません。1か月滞在して、トビリシで断水と停電は一度ずつ何度も経験し、バトゥミでも断水を一度何度か経験しました。
短期滞在の場合、ホテルに滞在すると思うのでスタッフがいて安心かもしれませんが、もし長期滞在を考えている場合は、断水や停電があるリスクを考慮しておきましょう。備蓄として水は何ℓか準備しておくと安心です。
首都トビリシは車の排気ガスで空気が悪い
トビリシは交通量が多いです。渋滞していることも多々。交通量が多い上に、車体が古く排気ガスを多く排出しているため、空気が悪いです。気管支あたりに違和感や咳が出てくるため、注意が必要です。(敏感な方は気を付けて…!)
まとめ | ジョージアの治安は悪くない!魅力がたくさんある!


ジョージアの治安や物価、ジョージアの魅力をご紹介しました。実際に、1か月トータル4か月程度の滞在で感じたことが伝わるよう、正直に紹介しました。
まだまだ日本人には馴染みの少ないジョージアという国ですが、国の魅力はもちろん、温かい人が多く、素敵な国です。ぜひ多くの方に知ってもらい、ジョージアを訪れてほしいなと思います。
また、隣接しているアルメニアにもジョージアから陸路入国し、観光してきました!ぜひこちらもあわせて!


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